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花蓮温泉まつりが開幕 盛岡の山車も参加

2016年11月21日

【日本新唐人11月21日】300年の歴史をもつ岩手県盛岡市の山車が9年ぶり3回目に花蓮へやって来ました。花蓮県政府が16日に行った温泉まつり開幕記者会見で、迫力ある山車が披露されました。今回花蓮県は初めて新唐人テレビと共同で台湾、日本に向けて山車が練り歩く様子をネットでライブ中継します。


 9年ぶりに、300年の歴史をもつ盛岡市の山車が3度目の花蓮訪問を果たしました。2016年花蓮温泉まつりの開幕に当たり、傅崐萁花蓮県知事、盛岡市の担当者、花蓮県の観光課が開幕宣言を共同で行いました。盛岡市の担当者は、東日本大震災の際に一番最初に手を差し伸べてくれた台湾に対し、特別に感謝の言葉を述べました。

 

名鉄観光東北営業本部担当部長 川村勲さん:「花蓮の方々が気持ちの優しい素晴らしい方が多いからです。今回のテーマは花蓮県の方々、台湾の方々に、岩手県のみんなは元気であることを伝えることと、感謝を伝える場にしたいと思っています。」

 傅崐萁花蓮県知事:「2002年から2007年にかけて、台湾に山車ブームをもたらしてくれた日本の盛岡市の山車が今月26日、再び花蓮の街を練り歩きます。」
 

盛岡市の山車行事は1709年、盛岡市の23の町と村が建設されたのを祝うために奉納されたのが始まりで、後に歴史的人物や動物をテーマとしたものに変わり、大きさも5メーター以内のものに縮小されました。今年、花蓮県の招待を受けた盛岡市から、道教の神様の鍾馗(しょうき)を象った山車と135人の関係者が参加し、台湾の花車を合わせて48基の山車が集まりました。この盛大なまつりの様子を花蓮県と新唐人テレビが初めて共同でネット中継します。
 

イベント発起人 余宗柏さん:「このイベントの様子を日本全国はもちろん台湾でも、携帯電話などからネット中継でご覧いただけます。花蓮県のイベントをたくさんのテレビ局が報道しています。」

名鉄観光東北営業本部担当部長 川村勲さん:「初めて知りました。とても素晴らしいことです。楽しみにしています。」

 

傅崐萁花蓮県知事:「これまで見たことのない盛大な山車カーニバルが花蓮で行われます。今年の冬は例年よりも寒くなりますので、ご家族でどうぞ花蓮を訪れて温泉まつりを楽しんでいただければと思います。」

 盛岡市の山車イベントは花蓮市金三角ショッピングエリアと六期再開発計画地で行われます。花蓮県は岩手県の花巻空港と花蓮空港を結ぶチャーター便を就航させ、観光を通して日台交流を促進したいと考えています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20161117/video/184213.html(中国語)

(翻訳/白白 ナレーター/淳萌 映像編集/顧)

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